体の冷えが起こる原因とは?生活習慣改善やアイテムをつかって冷え対策を

冷えは、体のあらゆる部位やメンタル面への不調を引き起こします。ひどい場合は日常生活へ支障をきたす場合もあるため、冷え改善へ向けて対策をおこない、体をあたためましょう。冷え対策には、生活習慣の見直しや体をあたためるアイテムを使用する方法があります。

体の冷えが起こる原因

体の冷えが起こる原因

寒い季節に体が冷えることは多くの人に起こることですが、人によっては季節に関係なく、冷えが起こる場合があります。その原因として、主に下記4つが考えられます。

生活習慣の乱れ

昼夜逆転の生活や、食生活の乱れが続くと、体の冷えにつながる原因になります。人間の体は、もともと早朝が1番体温が低く、朝食後から体温が上昇し始めるようになっています。その後、昼から夕方にかけてゆるやかに上昇し続け、夜間に向けて少しずつ低下していく仕組みです。

しかし、夜型の生活や食事の時間がバラバラ、といった生活を繰り返すと、自律神経が乱れてしまいます。その結果、体温調節機能がうまく働かなくなり、体の冷えが起こってしまいます。

筋肉量が少ない

運動すると体がポカポカと温まりますが、これは運動することにより、筋肉が熱を生成しているためです。しかし、筋肉量が少ないと熱を生成することが難しくなり、日常生活でも体温が上昇しづらくなってしまいます。また、筋肉量が少ないことで熱を蓄えにくくなることも、体の冷えの原因になります。

ストレスの影響

ストレスを感じることが多くなると、リラックスした状態が少なくなり、緊張状態が続いてしまいます。緊張状態が続くと血管が収縮を続けてしまい、血行が悪くなり体の冷えが起こります。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは、とくに女性に起こりやすくなっています。女性は月経や出産、閉経など、体に大きな変化が起こるタイミングがありますが、その際にホルモンバランスが乱れやすくなってしまうのです。ホルモンバランスが乱れると自律神経に影響し、体温調節機能がうまく働かなくなってしまいます。

体の冷えで起こる症状

体の冷えは、くすみやシワなど肌への影響のほか、肩こり・腰痛、便秘・肥満など、あらゆる体調不良を引き起こします。そのほか、不眠や不安感などメンタル面への影響もあるため、疲れが取れにくく、ダルさを感じやすくなってしまうこともあるでしょう。

また、足のむくみや、つり・こむら返りなど、足のツラい不調も引きおこします。足のむくみ・つり・こむら返りは、中高年層や妊婦の方に多い症状ですので、注意してください。

▽足のつり・こむら返りについてはこちらの記事でもご紹介しています▽

体の冷えを改善する方法

体の冷えを改善する方法

体の冷えは、心身ともに影響を与え、あらゆる不調を引き起こす原因になります。日常生活への影響をなるべく抑えるためにも、生活習慣を見直し、体の冷えを改善することが大切です。

食事習慣を見直す

毎日3回の食事をおこない、栄養をしっかりと摂取するようにしましょう。代謝機能を維持でき、体を温めることが可能です。また、朝食を食べることで体温が上昇し始めます。午前中から体温維持をするためにも、朝食を食べるように心がけましょう。

そのほか、起床後に白湯を飲んで胃腸を温めることや、体を温める効果のある生姜などを日常の食事に加えることもオススメです。

入浴方法を見直す

シャワーだけでは、体を芯からあたためられません。そのため、湯船にもしっかりと入るようにしましょう。40°C程の湯船に15分程度入ることで、血行が促進され、全身をあたためられます。注意点として、長時間の入浴や、40°Cを超えた温度の湯船に入るのは避けましょう。脱水症状や、お風呂上がりの湯冷めにつながる可能性が高まります。

また、お風呂上がりに冷たい飲料を飲むことも、内側から一気に体を冷やしてしまうことになるため注意が必要です。

運動習慣をつくる

体を動かして筋肉をつけることで、体温が維持されやすくなります。そのため、定期的に運動することを意識して過ごしましょう。

また、血行促進のために「第二の心臓」といわれる、ふくらはぎを鍛えることは効果的です。足は心臓から遠く、重力がかかる部位であるため、血液が循環しにくくなっています。ふくらはぎが「第二の心臓」としてポンプの役割を担っていますが、筋力が少ないとその役割を十分に果たせません。血液の循環が滞ってしまい、体を冷やす原因になってしまうため、ふくらはぎを鍛えることは重要です。

アイテムをつかって体の冷えを改善する方法

アイテムをつかって体の冷えを改善する方法

体の冷え改善には前項でお伝えしたように、食事習慣・入浴方法の見直し、定期的な運動など、体の内側からアプローチすることが大切です。しかし、日々の生活が忙しい方は、生活習慣の見直しが難しい場合もあるでしょう。そういった場合は、体を温めるアイテムを使用する方法もあります。

あずきのチカラ

”温活”として販売されている「あずきのチカラ」は、レンジでチンして使用するアイテムです。繰り返して使用できることから、家計に優しいアイテムになっています。目もと用・フェイス蒸し・おなか用・首肩用のほか、どこでもベルト、の5種類が展開されています。繰り返して使用できる回数は250回とされており、平日に毎日使って1年ほど使用可能で、コスパが良いアイテムといえるでしょう。(桐灰の「あずきのチカラ」

体をあたためられるほか、目・首肩の疲れ改善、女性は腹部をあたためることで月経痛の軽減など、効果が期待できます。


あずきのチカラ 首肩用(1コ入)【あずきのチカラ】

遠赤外線フリーバンド

「遠赤外線フリーバンド」は、とくに足のつり・こむら返り・むくみでお悩みの方にオススメのアイテムです。足首につけて寝るだけの使用方法で、朝までじんわりと足をあたため、足のつり・こむら返り・むくみの改善が期待できます。繊維1本1本に遠赤外線を放射する素材が練り込まれており、洗濯機での丸洗い後でも、効果が落ちることはありません。

また、サイズに関しては5サイズの展開になっており、サイズごとに値段は異なりますが、ご自身のサイズに合わせたものを選ぶことが可能となっています。
1週間の無料お試しが利用できるため、まずはお試しでの使用をオススメします。

まとめ

体の冷えは内側から改善することで、長期的な健康につながります。そのため、可能な限り生活習慣を見直し、健康的な暮らしを心がけましょう。また、忙しい方は、記事内でご紹介した「あずきのチカラ」や「遠赤外線フリーバンド」などのアイテムを使用することも方法の一つです。

いずれの方法も無理しておこなうと、継続が苦になる可能性があるため、まずはご自身が取り組みやすい方法を取り入れ、体の冷え改善をおこなってみてください。